再生申立に至った事情006/男性
申立人 ○○ ○○
借入状況及び当時の生活状況
1. 平成18年に住宅を購入する為、SBIモーゲージ株式会社【債権者番号1】からローンを組みました。毎月の収入は約28万円、支払いは97,208円で支払いは問題ありませんでした。平成20年6月に長女が誕生しました。生活費が増しました。
2. 平成20年12月に株式会社三井住友銀行【債権者番号2】(平成24年1月18日SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が代位弁済)から借入れをしました。新居の家具等を購入しました。他にゲーム感覚で行ったeワラント等の金融商品購入でした。
気が付くと借入額も残り僅かとなっていた為、次の借入先を探していました。今思えば、月々の返済も2万円からでしたので当時はそれほど苦に感じていませんでした
3. 平成22年7月にオリックス・クレジット株式会社【債権者番号3】(平成24年1月31日住信SBIネット銀行株式会社に代位弁済)から借入れをしました。何の反省もないまま相変わらずeワラントに手を出し、気が付くと生活費も足りなくなり、生活費の為にも借入れをするようになりました。
平成23年4月以降、気が付けば月々の返済額も10万円程になり、住宅ローンの支払いと合わせると、とても大変でしたが、何とかなるだろうと安易に考えていました。しかし、時が経つに連れて来年から子供が入園したら家計が破綻してしまうだろうとようやく気が付きました。
更にこれまでの借金について家族には秘密にしていましたので借金が重くのしかかるようになり、誰にも打ち明けることができず、苦しんでいました。
「借金で身を滅ぼす」とはこのことかと思うようになり、今後のことをようやく真剣に考え始め、平成23年12月に司法書士に相談し、現在の自分の状況を把握し住宅を守りつつ、借金を整理し、大幅に減額できる、小規模個人再生をすることにしました。
現在の生活状況及び心境
このような状態になったことを改めて振り返ると、子供が生まれて間もないのに全く計画性のない生活を続け、借金依存症と言われても仕方のない状態でいたことを深く反省しております。今後は家族の為、計画性を持って生活していくように致します。宜しくお願い致します。