債務整理コラム
借金がない未来へ至るための魔法のテクニック 2
借金がない未来とは、債務整理によって一時期借金がなくなる生活を指すのではありません。たった一度、当所の債務整理を行うことを通じて、もう恒久に借金生活に陥ることのない未来のことを指すのです。
では、借金がない未来へ至るためには何をするべきなのでしょうか。この答えはある小学生の書いた作文が示しています。以下に抜粋します。
僕の夢
僕の夢は、一流のプロ野球選手になることです。そのためには、中学、高校と全国大会に出て、活躍しなければなりません。
活躍できるようになるためには、練習が必要です。 僕は3才の時から練習を始めています。
3才から7才までは半年くらいやっていましたが、3年生の時から今までは、365日中、360日は激しい練習をやっています。
だから、1週間中で友達と遊べる時間は、5〜6時間です。そんなに練習をやっているのだから、必ずプロ野球の選手になれると思います。
そして、中学、高校と活躍して、高校を卒業してからプロに入団するつもりです。
そして、その球団は、中日ドラゴンズか西武ライオンズです。ドラフト入団で、契約金は1億円以上が目標です。僕が自信のあるのは、投手か打撃です。(以下略)
いかがでしょうか。目にしたことのある方も多いかと思いますが、野球のイチロー選手が小学生の時に書いた将来の夢です。作文を読むと、小学生とはとうてい思えない、思わず舌を巻いてしまうようなリアリティのある将来像がありありと目に浮かんできます。そしてその結果、今イチロー選手が何をしているのかは世界の誰もが知るところです。
イメージの力は偉大なものです。イチローはきっと小学生の頃から、絶えず野球選手になる将来について思いを馳せていたのでしょう。このありありと活躍するイメージはそのまま現実の世界へと反映されていることは間違いありません。
借金や債務整理についてもこれと同じことがいえます。借金がない未来に至るためには、自分が借金を持たない幸福な生活を行っているイメージをありありと思い浮かべねばなりません。「なんとなく借金が減れば良いな」というイメージは、その通りの結果を招きます。つまりせっかく債務整理をしたとしても、それは一時的に借金の程度が軽減されるだけなのです。完済以降の生活を想定しているわけではありません。だからこそ、何かあれば再びキャッシングのATMに走り、またもや多重債務生活へと陥ってしまうのです。
借金の返済が苦しくなってくると先のことを考えるのが急速に難しくなります。今の借金を返済できるのであれば、半年・一年後はおろか、一週間先、ともすれば明日のことすら知ったことではないという気持ちになることすら珍しくありません。しかし、借金の返済ができなくなって債務整理を行い、またしばらくして借金を始めて再び債務超過に陥る。このような人生はけして幸福なものとはいえないはずです。
借金のない未来へと至る唯一の道。それは借金のない自分の生活をありありと想像すること。給料日になっても誰からも督促がこない。手持ちの現金でいつでも欲しいものが買える。お金があるから家族がいつも笑顔でいられる。このような日常を想像し、そこで得られる幸福感に絶えず浸りましょう。やがて借金をしている自分にうんざりするはず。ましてや債務整理中であれば、月々の返済を行うたびに、完済した自分の姿にしっかりと思いを馳せることで、完済への意欲がますますかきたてられるはずです。
繰り返しになりますが、債務整理を考える段階で「お金がない」のは当たり前です。それにも関わらず、債務整理を委任することにおいてすら「お金がない」と考えるのは非常に危険。ここに意識を当てている人はとかく金銭的に欠乏しており、少しでも気がゆるめばすぐに借金に手を出そうという意識がかいま見えます。とくにこれまで踏み倒しを繰り返している人ほど、お金がなくても何とかなるような気持ちがあるため、再び借金生活へと逆戻りしやすいでしょう。
これらを実践するのであれば、債務整理を委任する前、もしくは委任すると同時に借金のない生活をありありと思い浮かべるようにしましょう。時間が空いているのであれば四六時中でも良いですから、借金がなくなった自分の未来について思いを馳せましょう。
当所は保証します。借金のない未来は、消費者金融に追い立てられる生活とは、桁違いに良いもの、幸福感溢れるものです。借金は目先においては甘くても、後々、人生を狂わせるものにほかなりません。借金に手を出さない未来。働くほどにお金が貯まる未来。これらに想像を馳せることは、幸福な人生を歩むための欠かしてはならないキーワードであると断言できます。